〜 器用貧乏作家・森野一角の、日々の喜怒哀楽をつづった日記帳 〜
偲ぶ飲み会に行く途中に立ち寄ったコンビニで、ふと再会した『PALL MALL』。
気が付くと、そのタバコを全種類買っていました。何年も前に販売は取りやめられていましたが、最近、また売ることになったようです。
『PALL MALL』は、ストックを探してあちこちの大きなたばこ屋を回ったほど気に入っていたタバコでした。
……『PALL MALL』は、今回の偲ぶ会の主役で、当時ヨーロッパで仕事をしていた彼に買って来てとお願いしていたタバコでした。
私「日本じゃ売ってないから、帰ってくるときに買ってきて下さいなー」
彼「でも、味変わってますよ?」
私「それでもいいから」
そんな掲示板でのやりとりを今も覚えています。
彼の三周忌の偲ぶ会に行く途中、コンビニで出会った偶然。
「ああ、約束を果たしてくれたんだ」
手に取ったとき、ふとそう口にしていました。