〜 器用貧乏作家・森野一角の、日々の喜怒哀楽をつづった日記帳 〜
○下級生2 −七瀬 Secret Track −
紹介というより、予告ぽいもの。行きます!
あんまり出来がよろしくなので、また直すかもしれないですが……。
ライトな雰囲気とシリアスなストーリーを持つ本作ですが、紹介はシリアス一色で行きます。
下級生2 七瀬SECRET TRACK
曲がったことや間違ったことが大嫌い。
自らが模範たるべく胸を張り、頼津学園の風紀を守る鉄の乙女。
−−それが、自治会副会長・高遠七瀬。
悪ふざけや楽しいことが好きで、周囲に敵無しという豪腕の持ち主。
−−それが、問題児・織屋浪馬。
二人は水と油のように混ざらない、天敵同士だった。
そんな二人を繋ぐように、大きく広がる水面の波紋。
雨が降りしきる夜に訪れた、奇跡的な偶然。浪馬は、家出して行く当てのない七瀬と出会う。
雨の中に佇む七瀬にそっと傘を差し伸べた浪馬は、自分でも戸惑う言葉を口にした。
「ちっ。仕方ねぇな。ついてこいよ」
そして浪馬は、彼女を自分の部屋を招き入れる。
それが全ての始まりだった。
天敵。宿敵。仇敵。
そんな二人が同居を始められたのは、互いが恋愛の対象ではなかったから。
しかしお互いを知るうちに、二人の距離はどんどんと狭まっていく。
そして、夏が始まった。
浪馬と七瀬、そしてたまき、博子、実香。5人の夏が。