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必需品でした。

DOS時代に一時代築いたファイラー『FD』の作者、出射厚氏が亡くなっていたということを、http://usewill.com/さんのページにある記事リンクで知りました。

http://slashdot.jp/articles/05/10/09/0047237.shtml?topic=1

PB520を買うころまでは、FD+VZエディタという組み合わせで執筆してました。FDの使い勝手の良さは多くのユーザーを助けたと思います。DOSコマンドを知らなかった私でもDOSマシンのファイルを操作出来ましたから。私がDOS→Winに移行しなかったのは、移る必要性を感じなかったからです。まあ、快適に動くレベルのマシンが洒落にならないほど高かったからという話もありますが。
小説DESIRE〜背徳の螺旋〜を書くときには、当時のメインマシンPC386GEでゲームをしつつ、サブのノート(多分初代ダイナブックSS。ATOKの辞書がROMに載っていたのが特徴。もしくはPC286BOOK)でシーンの説明や重要なセリフ等をメモ書きしていました。古いマシンでも軽快に動くFDは素敵でした。

すばらしいソフトをありがとうございました。
ご冥福をお祈り致します。