~ 器用貧乏作家・森野一角の、日々の喜怒哀楽をつづった日記帳 ~
最寄り駅の大きなスーパーに飾られた笹に、無数の短冊が吊されていた。お金持ちになりたいとか、家が欲しいとか、野球で兄が勝てますように、とか。無邪気だったり邪気だったり、色々あるけど単純な願いの羅列。
そんな中にあった、幼い字で必死に書かれた1枚の短冊。
『パパママケンカしないで』
しばらく言葉も出なかった。その願い事が叶うといいね。
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