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専務とH井さんは、50ccのバイクを購入しました。2人が50ccのバイクを選んだ最大(にして絶対)の理由は……原付免許しか持っていなかったからです。
私は中免を持っていましたが、中型バイクを買うお金はありません。維持費や保険料のことなどを考え、自分も50くらいがちょうどいいのかな……とも思いましたが、2段階右折と30キロ制限がイヤな私は、どうしてもその気になれませんでした。 そんな時、雑誌の記事で、小型バイクのことが取り上げられていました。 2段階右折なし、30キロ制限なし、2人のりOK。強制保険(自賠責)は原付に毛が生えた程度で、任意保険は額が同じ。登録も原付と同じ役所・役場でOK。 見た瞬間「これだ!」と思い、この時点で小型バイク以外は眼中に入らなくなりました。 喜びいさんでオークションで探し始めたのですが、すぐに、小型バイクのほとんどが中型バイクなみの値段で取引されていることが分かりました。 これでは買えない……そう思って小型バイクを断念しようとしたとき、比較的値段が安いジャンルがあることに気づきました。……ビジネス系小型バイクです。 真っ先に目を付けたのは、落札価格が8万くらいのYD−125でした。 小型、4ストで燃費よし、頑丈。なかなかいい感じのバイクです。ただ、出品者の「ユニークなミッションです」という言葉が気になり、インターネットで検索してみたところ……それが「ロータリーミッション」を指しているとわかりました。 親しんでいるリターン式とは全く違うミッションだと分かって、購入は断念しました。その次に候補に挙がったのが、CD90でした。 ここに、運命のいたずらがあります。 ロータリーミッションでOKだったなら、セル付きのYD−125を買っていました。CD90がロータリーミッションだと分かっていたら、候補から外していました。 CD90は、本来購入するはずが絶対にないバイクだったのです。 |